たかが「箸置き」のはなし・・・
ずいぶん昔ですが、「箸置き」について書かれた
向田邦子さんの「エッセイ」を、読んだことがあります。
内容は、うろ覚えですが、
たしか「箸置きも使わないような、せかせかした暮らしはイヤ!」と、
友人が言う…みたいな内容。
たぶん、その友人は「忙しくて」せかせかした暮らし、だったんでしょう。
そういう意味では、「のんびり生活」の私とは、共通点はないのですが、
「ひとり暮らし」の今、このエッセイのことを、ふと思い出しました。
ひとりで暮らしていると、当たり前ですが、「食事」もひとり。
誰が見ているわけでもなく、極端な話「キッチンに立って、鍋から直接」
食べようが、誰にもとがめられません。
けれど私は、あえて「箸置き」を使って、食事をしています。
それは「意識的」なのだと、思います。
「誰の目もない」ということは、「ずるずる、だらだら、ぐだぐだ」になる
可能性がう~んと高いってこと、ですから。
ランチョンマットを敷き、箸置きに箸をおいて、器に盛った食事を並べる。
それから「いただきます」と言って、食べています。
そんな風に書くと、メチャクチャ格好つけている、感じですが…。
もしかしたら、「ひとり暮らしの恐怖(?)と闘っている」のかも?
一回の食事を「感謝」して、いただくことを、忘れないようにしたいです。
それは、自分の「命を繋ぐ行為」であるとも、言えますから。
「自分で作ったモノを、きちんと口から食べれる」って
かなり「幸せなこと」だと、言えます。
それは、「介護の仕事」を通して、実感したことでもあります。
(胃ろうや、経管栄養の方も、多くいらっしゃいます)。
「生きている間に、あと何回、食事が出来るかなぁ?」と、
時折、頭をよぎることがあります。
まだ60代(前半)ですが、そんなふうに考えると、
余計に「食事」を、「大切にしたいな」と、思います。
とはいえ、「私のスタンスは、あくまでも楽しく!」ですから、
悲壮感ではなく、いつも「楽しく、幸せに」、食事したい!

お気に入りの「箸と箸置き」は、息子が連れて行ってくれた
金沢旅行で、買ったもの💗
「いつまでも大切に、使いたいと思っています!」
それでは、読んで下さった方たち、
ありがとうございました!